タイ旅行(バンコク)で変換プラグは必要?コンセント・電圧事情を解説

2023年10月23日 | アジア, タイ, バンコク, プーケット

海外旅行に持って行きたいスマートフォン、モバイルバッテリー、ドライヤーなどの電化製品。

コンセントの形状や電圧が違うために、『持ってきたのに使えない…』となることもしばしば。

こうしたトラブルを避け、タイ旅行を存分に楽しむために、今回はタイのコンセント事情と電圧事情、変換プラグや変圧器は必要かを解説します。

タイ旅行のコンセント事情と変換プラグは必要か

タイで日本の電化製品を使うためにまず確認すべきはコンセントの形状です。

コンセントの形状が異なれば、電化製品のコードを繋ぐことができず、電化製品を使えません。

タイのコンセントはA・B3・Cの3タイプ

タイで使用されるコンセントはA・B3・Cの3タイプです。

Aタイプは2つの縦長の穴の形状をしており、日本でも使用されています。

B3タイプは3つの丸穴、Cは2つの丸穴の形状をしています。

タイで変換プラグは基本必要なし

タイのホテルのコンセントはほとんどがAタイプまたは3タイプ全てが利用できる汎用型コンセントであるため、基本は変換プラグなしでも日本の電化製品をそのまま差し込めます。

ぷっちょ

僕たちはバンコクで6つのホテル、プーケットで3つのホテル、タイで合計9つのホテルに泊まった経験がありますが、全てのホテルで変換プラグなしで日本の電化製品を使用したり、充電することができました!

注意!タイで変換プラグが必要な場所

ただし、築年数の長いホテルに行くと、コンセントがAタイプに対応していないことや、Aタイプの口数が少なかったりすることもあります。築年数の長そうなホテルに泊まる際にはプラグ変換に留意すると良いでしょう

タイ旅行の電圧事情と変圧器は必要か

タイのコンセントの形状が日本と同一で電化製品を使えたとしても、流れる電気の電圧が異なることが、製品の故障に繋がることもあります。タイで流れる電気の電圧と持っていく電化製品の対応電圧を確認しましょう。

タイの電圧は日本より高い220V

電圧の単位はV(ボルト)で表されます。

日本は100Vなのに対し、タイの電圧は220Vと倍以上も高いです。

タイでは変圧器の必要ない製品が多い

各電化製品には必ず対応する電圧(V)が記載されています。

タイに持って行きたい電化製品がタイの電圧220Vをカバーしているか事前に確認しましょう

↓ 電圧の表記は製品ごとに多少異なりますが、下の例では画像の赤枠内に対応電圧が記載されています。

近年の電化製品は、適した電圧に変換するアダプターが付属しているため、全世界の電圧に対応できるものがほとんどです。

うめ

特にタイ旅行に持っていく可能性が高いスマートフォン、モバイルバッテリー、カメラ、電気シェーバーなどはタイでそのまま使用できる可能性が高いでしょう。

注意!タイで変圧器が必要な製品

ただし、ドライヤー、ヘアアイロンは外国の電圧にそのまま対応するものが比較的少なく、対応電圧の確認が必要です。電圧を220Vまでカバーしていない場合には、変圧器が必要です。

変換プラグと変圧器は日本での購入がオススメ・タイで現地調達も可能

変換プラグや変圧器をタイに持っていく場合には、100均やAmazon、電気量販店での購入が可能です。

ダイソーなどの100均は安価に変換プラグを調達できるのでオススメです。

変圧器は、100均では販売していないため、Amazonや電気量販店などで購入をすると良いでしょう。

日本での購入を忘れ、現地で必要になった場合には、まずはホテルのフロントに変換プラグや変圧器の貸し出しがあるか聞いてみましょう。ホテルでの貸し出しがなければ、タイの電気屋さん(Powerbuy、Homepro)やショッピングモールで変換プラグや変圧器を買うのが良いでしょう。

ただし、現地調達は言語が通じにくい上に、土地勘もないため、日本で変換プラグが必要かを確認して、事前に購入しておくのが無難でしょう。

参考:タイの電気の周波数

参考までに、電気は周波数(単位: Hz)によっても種類が別れます。タイの周波数は50Hz、東日本の周波数は50Hz、西日本の周波数は60Hzであり、タイと西日本では周波数が異なります。

掃除機や洗濯機のようなモーターを使う電化製品の場合には、異なる電気の周波数では使用できないと言われています。

ただし、タイの観光で一般的に使用する電化製品については電気の周波数の違いを気にする必要はないでしょう。

まとめ

今回はタイ旅行で注意すべきコンセント形状の違いと電圧の違いを説明しました。

結論、ほとんどのホテルで日本と同じ形状のコンセントを使うことができ、観光で必要な電化製品のほとんどがタイの電圧にも対応しており、変換プラグや変圧器は必要ない可能性が高いといえます。

ただし、古いホテルに泊まる場合やドライヤーを持っていく場合などには、変換プラグと変圧器が必要となることもあります。必要に応じて変換プラグや変圧器を日本で事前に購入するのがオススメです。

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