海外旅行に持って行きたいスマートフォン、モバイルバッテリー、ドライヤーなどの電化製品。
コンセントの形状や電圧が違うために、「持ってきたのに使えない…」となることもしばしば。
こうしたトラブルを避け、ドバイ(アブダビ)旅行を存分に楽しむために、今回はドバイ(アブダビ)のコンセント事情と電圧事情、変換プラグや変圧器は必要かを解説します。
ドバイ(アブダビ)旅行のコンセント事情:変換プラグは必要か?
ドバイ(アブダビ)で日本の電化製品を使うためにまず確認すべきはコンセントの形状です。
コンセントの形状が異なれば、電化製品のコードを繋ぐことができず、電化製品を使えません。
ドバイ(アブダビ)のコンセントはBF(G)タイプ
ドバイ(アブダビ)で使用されるコンセントはBF(G)タイプです。
(画像引用:エレコム)
BFタイプは3つの四角穴の形状をしています。
日本で使用されているコンセントはAタイプのため、日本のコンセントと形状は異なります。
ドバイ(アブダビ)で変換プラグは必要あり!
上述した通りドバイ(アブダビ)のコンセントはBF(G)タイプが一般的なため、日本から持ち込んだ電気製品のプラグはドバイのコンセントに差し込むことは出来ません。
差し込みプラグを他の形状の差し込みプラグに変換するための変換プラグが必要です。
変換プラグのオススメの購入方法は?
①日本での購入
現地での貴重な旅行時間を変換プラグの購入に使うのはもったいないため、日本で事前に購入しておきましょう。
Amazonや100均のダイソーで購入が可能です。
安さを求めるのであれば、ダイソーでも700円でAタイプ、BFタイプ、Cタイプ、Oタイプに対応した変換プラグを買うことができます。
こちらは日本のコンセントプラグを海外で使うための専用アダプターなので、AタイプをBFタイプ、Cタイプ、Oタイプに変換可能です。
売っている店舗は限られているので、店舗に向かう前に事前に確認した方が良いでしょう。
(画像引用:ダイソー公式サイト)
②ホテルフロントに尋ねる
ドバイ現地で変換プラグが必要だけど、持ってないことに気づいた場合、まずは買わずにホテルのフロントに聞くと良いでしょう。
グレードが高めなホテルであれば、変換プラグの貸し出しがある場合もありますよ。
③現地での購入
ホテルで変換プラグの貸し出しがない場合には、ドバイのショッピングモール内の家電量販店で購入すると良いでしょう。
ショッピングモール内にはいくつも家電量販店が入っているので、それらを回って価格を比較するのも良いでしょう。
ドバイ(アブダビ)旅行の電圧事情:変圧器は必要か?
ドバイ(アブダビ)では流れる電気の電圧が異なることが、製品の故障に繋がることもあります。
ドバイ(アブダビ)で流れる電気の電圧と持っていく電化製品の対応電圧を確認しておきましょう。
ドバイ(アブダビ)の電圧は日本より高い220V
電圧の単位はV(ボルト)で表されます。
日本は100Vなのに対し、ドバイ(アブダビ)の電圧は220Vと倍以上も高いです。
ドバイ(アブダビ)では変圧器の必要ない製品が多い
各電化製品には必ず対応する電圧(V)が記載されています。
ドバイ(アブダビ)に持って行きたい電化製品がドバイ(アブダビ)の電圧220Vをカバーしているかを事前に確認しましょう。
近年の電化製品は、適した電圧に変換するアダプターが付属しているため、全世界の電圧に対応できるものがほとんどです。
特にドバイ(アブダビ)旅行に持っていく可能性が高いスマートフォン、モバイルバッテリー、カメラ、電気シェーバーなどはドバイ(アブダビ)でそのまま使用できる可能性が高いでしょう。
注意!ドバイ(アブダビ)で変圧器が必要な製品
ただし、ドライヤー、ヘアアイロンは外国の電圧にそのまま対応するものが比較的少なく、対応電圧の確認が必要です。
電圧が220Vまでカバーしていない場合には、変圧器が必要です。
変圧器のオススメの購入方法は?
①日本での購入
変換プラグと同様に、現地での貴重な旅行時間を変圧器の購入に使うのはもったいないので、日本で事前に購入しておきましょう。
Amazonで購入が可能です。
ダイソーなどの100均では変圧器を売っていないので注意が必要です。
②ホテルフロントに尋ねる
ドバイ現地で変圧器が必要だけど、持ってないことに気づいた場合、まずは買わずにホテルのフロントに聞くと良いでしょう。
グレードが高めなホテルであれば、変圧器の貸し出しがある場合もありますよ。
③現地での購入
ホテルでの変圧器の貸し出しがない場合には、ドバイのショッピングモール内の家電量販店で購入すると良いでしょう。
ショッピングモール内にはいくつも家電量販店が入っているので、それらを回って価格を比較することもできますよ。
参考:ドバイ(アブダビ)の電気の周波数
参考までに、電気は周波数(単位: Hz)によっても種類が別れます。
ドバイ(アブダビ)の周波数は50Hz、東日本の周波数は50Hz、西日本の周波数は60Hzであり、ドバイ(アブダビ)と西日本では周波数が異なります。
掃除機や洗濯機のようなモーターを使う電化製品の場合には、異なる電気の周波数では使用できないと言われています。
ただし、ドバイ(アブダビ)の観光で一般的に使用する電化製品については電気の周波数の違いを気にする必要はないでしょう。
まとめ
今回はドバイ(アブダビ)旅行で注意すべきコンセント形状の違いと電圧の違いを説明しました。
結論、ドバイ(アブダビ)と日本ではコンセントの形状が異なりますが、観光で必要な電化製品のほとんどはドバイ(アブダビ)の電圧にも対応しているため、変換プラグは購入が必要ですが、変圧器は必要ない可能性が高いと言えます。
必要に応じて変換プラグや変圧器を日本で事前に購入するのがオススメです。