海外で運転をしようとした際に必要な許可証は国際免許証です。
国際免許証の取得って難しいの?取得に時間はかからないの?と気になる人も多いでしょう。
今回は国際免許証の取得方法や運転できる国など国際免許証にまつわる疑問について答えをまとめていきます。
国際免許証とは?
国際免許証とは、海外で(ジュネーブ条約締結国において)運転をするために必要な許可証のことです。
日本の運転免許を持つ人は簡単な手続きをすることで、国際免許証を取得することができます。
国際免許の有効期限は?
国際免許証の有効期限は発行日から1年間です。
日本の国内免許証の期限が切れていた場合には、国際免許証は効果を持たないので、国内免許証の期限が1年未満の人は併せて更新をしましょう。
試験は一切必要なく、下で紹介するプロセスに従って簡単に取得が可能です。
国際免許証で運転できる国は?
国際免許証で運転できる国は国際免許証の条約(ジュネーブ条約)に加盟をしている国になります。
その国のリストは以下です。
(画像引用:警視庁公式サイト)
国際免許証の取得方法は?
国際免許証申請場所
東京都ではお近くの運転免許試験場、運転免許更新センター、指定警察署で申請可能です。
運転免許試験場
(↓リンクをクリックするとGoogle Mapsが開きます)
受付時間は平日8:30-16:30、日曜8:30-16:30(11:30-13:00を除く)のみ。
土曜、祝日、年末年始(12月29日-1月3日)はお休みなのでご注意ください。
お仕事で平日に申請をできない人は運転免許試験場で日曜も申請できるから便利だね。私たちも日曜に申請をしました。
運転免許更新センター
(↓リンクをクリックするとGoogle Mapsが開きます)
受付時間は平日8:30-16:30のみ。
土曜、日曜、祝日、年末年始(12月29日-1月3日)はお休みなのでご注意ください。
指定警察署
(↓リンクをクリックするとGoogle Mapsが開きます)
受付時間は平日8:30-16:30(11:30-13:00を除く)のみ。
土曜、日曜、祝日、年末年始(12月29日-1月3日)はお休みなのでご注意ください。
国際免許証申請に必要な持ち物
・運転免許証
・証明写真1枚(縦4.5cm × 横3.5cm)
・パスポート(原本)
・手数料 2,350円
証明写真は忘れても運転免許試験場には証明写真機があるから心配はいらないよ。
当日着いてから証明写真機でも撮れるけど、家で撮った写真をコンビニで印刷すると200円で安く済むからオススメだよ。
手数料は現金に加えて、クレジットカード、電子マネー、QR決済など幅広く使えたよ。詳しくはこちら。
国際免許証の取得プロセス
STEP1:申請日に試験場、免許更新センター、指定警察署に向かいます。
事前の予約などは一切必要ないよ。
STEP2:国際免許証の申請窓口に向かいます。
申請窓口の近くに簡単な申請書類があるので、申請書類を書いて、前述した持ち物と一緒に窓口に提出しましょう。
申請後に支払い窓口へ行くように誘導されます。
STEP3:支払い窓口に向かいます。
支払い窓口に向かい、国際免許証申請用の2,350円を支払います。
支払いは現金、クレジットカード、電子マネー、QR決済から幅広く選択できます。
支払い方法について詳しくはこちら。
STEP4:再度国際免許証の申請窓口に向かいます。
支払いを済ませて再度国際免許証の申請窓口に向かい、国際免許証の交付を待ちます。
STEP5:国際免許証の交付
所要時間
場所にも寄りそうですが、だいたい30-45分程度です。
私たちは8時50分に鮫洲試験場に着いて、9時20分に終わったので、合計30分で終わりました。
STEP2とSTEP4は一瞬で、STEP3に10分程度かかって、STEP5の待ち時間に15分程度かかりました。
僕たちは日曜に行きましたが、たったの30分で手続きを終え、午前も他の予定に使えました。国際免許証を交付する人が少ないからなのでしょうか。
国際免許証の注意点
期限に注意
国際免許証の期限は1年間です。
更新制度は無いため1年以上海外に滞在する人は現地の免許証を取得する必要があります。
筆記体サインは必要?
記事によっては筆記体サインが必要と書かれていますが、私たちは筆記体サインが必須ということを指定されることもなく、家に帰りました。
ぷっちょは普通の字体でサインをして、うめは筆記体でサインをしたよ。どちらもドバイでは問題なく使えました。
海外で運転する際の注意点
交通ルールが異なる
日本は右ハンドル・左側通行ですが、多くの国では左ハンドル・右側通行なので、慣れないと事故の危険性があります。
車線を間違えて逆走すると大事故に繋がりかねません。
事前に運転のイメージトレーニングや、2人で乗る場合には助手席の人にも曲がる方向に注意してもらうなどしましょう。
僕も初めて海外で運転する時は怖かったですが、事前にYouTubeで旅行先の道路の運転動画を見てイメージトレーニングをしていたおかげで比較的早めに慣れることができました。
運転が荒い
海外の車は車間距離が狭いままに、車線変更をするなど運転の荒いドライバーが多い傾向があります。
日本の感覚で海外で運転をすると運転を怖く感じてしまうこともあるので、事前にその国の道路事情を調べておきましょう。
まとめ
今回は国際免許証が使える国や国際免許証の取り方について解説をしました。
実は国際免許証の取得は簡単で、取得するだけで世界113カ国で運転をすることができるようになります。
旅行先での行動の幅が広がるとともに、海外でのドライブもとっても楽しいので、ぜひ試してみてください。